主な実習先は、東京女子医科大学八千代医療センターです。最先端の医療技術と最新設備を備えた県内有数の大学病院です。「日進月歩」といわれる医療現場で活躍できる実践力を修得できます。大学病院という大きな組織での実習によって、さまざまな医療の中での看護職の役割を知ることができ、将来看護師として活躍するための貴重な学修の場となります。
看護職を目指す皆さまへ
東京女子医科大学は1900年に創立し、2020年に創立120年を迎えました。2008年に開院した東京女子医科大学附属八千代医療センターには、教育・研究・診療を提供する大学病院としての使命と、地域医療を担う地域の中核病院としての2つの使命があります。
急性期医療としての最先端医療を提供しながら、入退院支援センターを中心に早期に地域・在宅に戻れるように、診療所・病院・事業所・施設等の方々と協働し地域に根ざした医療を展開しています。
看護職を志す皆さま、看護職はこれらの医療チームのなかで、リーダーシップをとれる調整者、そして、患者・家族の皆さまを擁護できる代弁者としての役割を期待されています。秀明大学で、最新の知識と技術、根拠に基づく看護実践力、様々な人との交流や新たな体験を通して多様な価値に触れ、豊かな人間性と倫理観を育んでください。そして、一人ひとりが目指す看護を探求し、ともに成長を続け、「あなた」らしい看護を見つけていきましょう。
私たちは、あなたのチャレンジを全力で応援しています。
東京女子医科大学八千代医療センター
副院長・看護局長代行 川崎 敬子先生
看護学部の1回生・2回生が、東京女子医科大八千代医療センターに於いて前期の基礎看護学実習を修了しました。
1年生は、7月末の1週間、病棟看護師に同伴しながら看護活動場面を観察・見学実習をしました。そして、初めて患者さんとコミュニケーションをとりました。患者さんの療養生活の実際や日常生活の援助の実際について知り、看護の役割と機能を理解すること、また、患者さんと初歩的な人間関係を学ぶことが目的です。臨地実習は学生たちにとって、講義や演習では学ぶことができないことを、有形・無形に学ぶ機会に溢れています。実習後の学生たちは、看護学にさらに関心を持ち、看護師になるために学修意欲が高まり一段と成長しました。
2年生は9月の2週間、初めて患者さんを受け持ち、日常生活援助の一部を実施させていただくことなどを目標に、実習を体験しました。最初は緊張していましたが、夏季休暇中の自主学修により高めた看護技術を活用し、イギリス留学で培ったチームワークの良さも発揮して、実りの多い学修機会となりました。