「人と情報のエコシステム」研究開発プロジェクト

自律機械と市民をつなぐ責任概念の策定

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国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)委託事業
戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「人と情報のエコシステム」研究開発領域
研究開発プロジェクト(平成29年度採択:平成29年10月~平成32年9月)

プロジェクト概要

人工知能を搭載した自律機械の社会実装が現実味を帯びつつある中、社会的不安も同時に発生している。 その種の不安が発生する理由のひとつは自律機械が起こした事故や、生み出した被害への責任の帰属先が不明瞭であることによる。
この不安を軽減するための手段として、本プロジェクトは、自律機械が実装された社会の中でも説得力を持つような責任概念を提案する。 自律機械が社会になじむには、自律機械の社会的位置づけが、非専門家たる市民にも納得できるように、歴史的・文化的背景からも 説明されなければならない。そのためには、現在の技術的・社会的状況を踏まえつつも、 「自律機械が人間と対等と見なされるためには何が必要か」という問い ―この問いは「人間とは何か」の裏返しである― を 人類が積み上げてきた人文学的知見に投影する哲学的考察が必要である。そして、この考察に基づき、自律機械と市民を つなぐ新たな責任概念の策定を目指す。

達成目標

  • 自律機械を社会実装した際に想定される市民からの疑念を提示する。具体的には以下の4つの問題に関わる。
    1. 所有
    2. 応報性
    3. 因果関係と説明能力
    4. 感情と身体性
  • 自律機械自身が有する社会性を、自律機械の存在論的考察を通じて基礎づける。
  • 今後の情報社会における責任主体のあり方を提言する。
  • 市民への自律機械に対する理解を促進する。
  • 非専門家である一般市民にも違和感なく納得できる新たな「責任」概念を提示し、そこから自律機械の社会的あり方を提言する。
  • 情報技術の専門家に対し、自律機械がより社会的人間に近づくために必要な能力を提案する。
  • 自律機械に関する法・制度整備やコンプライアンス作成の基盤を提供する。

ニュース(最新5件)

2017-12-28
ソニー本社において第2回研究会を開催しました。
2017-11-11
秀明大学の大学祭「飛翔祭」において公開シンポジウム「人工知能には何ができないか ―自律機械と共生する社会のために―」を開催しました。
2017-10-08
電気通信大学において第1回研究会(キックオフミーティング)を開催しました。
2017-10-01
プロジェクトを開始しました。

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