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印西市の公立中学校で「オンライン授業」教員研修会を実施しました

新型コロナウイルス及び大規模災害等による休校時の対策として、また生徒にとって更に魅力的な授業づくりの一環として、8月27日、印西市立滝野中学校でオンライン授業の実施方法についての教員研修会が実施されました。研修会の講師は、本学英語情報マネジメント学部の原田輝俊講師が務め、本研修自体をオンラインで行いました。

講義では、コロナ禍以前の遠隔授業の考え方、コロナ禍での先進的取組、保護者アンケートの解説、大学で実際に4月~8月に行ったオンライン授業での学生からの反響、オンライン授業のメリットやデメリットなどを解説。実演では、教室の電子黒板を使いながら、実際に授業を行った際の文字の見え方や声の聴こえ方を確認し、教室の反響や、後ろを向いた時に声が聴こえにくくなるなど、オンライン授業ではマイクの使用が重要であること、特に中学校では教員がマイクを使って授業をすることが少ないので盲点になることを指摘。魅力的な授業として、グループで討論出来るオンライン会議システムの機能を紹介し、先生たちが数組に分かれて討論・報告を体験し、生徒と同じオンラインで授業を受ける体験を通じて、活用場面がイメージ出来たという声がありました。

今回は「オンライン授業」についてでしたが、「授業に限らず、オンライン会議システムを学級活動や個人面談などで上手く活用することによって、学校や先生と生徒をつなぎ、コロナ禍で問題になっている生徒たちの孤独感や不安感を和らげられるのではないか期待している」として研修会を終えました。
写真提供:印西市立滝野中学校

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