学内施設
B1F 更衣室

ベンチとドレッサーがあり、卒業までの4年間、ゆったりと使用できます。
1F カフェテリア・ベーカリー

焼きたてのパンとドリンクを提供しています。授業の合間やスクールバスの待ち時間など、ちょっとした時間に軽食をとりながらのんびりできる場所です。他学部の学生との交流の場でもあります。
1F アクティブラーニングスペース(ALS)

可動式のテーブルと椅子が設置され、グループ学修やディスカッションができるスペースです。
またカウンター席ではPCを利用して、国家試験対策や看護技術の自修ができます。
2F 看護実習室 1(公衆衛生・在宅・精神・老年看護学実習室)

一般家庭を再現した演習スペースがあり、患者さんの自宅で行う看護技術を学ぶことができます。高齢者体験スーツを使用した老年看護学の演習など、「からだ」と「こころ」のケアを考える演習も行っています。
2F 看護実習室 2(基礎・成人看護学実習室)

病室と同じようにベッド(24床)や周辺設備などを設置しています。基礎看護技術(バイタルサインズ測定・清拭・採血など)を学生同志で体験したり、様々な機材やモデルを使用して学ぶことができます。
2F 看護実習室 3(母性・小児看護学実習室)

妊婦や新生児、乳幼児、学童に対する看護を学修します。分娩台や沐浴槽、保育器、小児用ベッドなどが整備されているほか、各種シミュレーターやモデル、妊婦体験ジャケットなども使用します。
2F シミュレーション室(SR)

様々な種類のシミュレーターを完備。容態急変時における対応や心肺停止状態からの蘇生などあらゆる状況を再現し、実践的で高度な看護技術を学べます。
また、実習の様子を映像で記録し、見直して復習(ディブリーフィング)することも可能です。
3F デジタルBLSトレーニング

BLSとは、アメリカ心臓協会が推奨する医療従事者向けの一次救命処置のアルゴリズムです。
BLS実技試験のトレーニング用の生体シミュレータを搭載したRQIカートを設置し、学生は日時を予約して使用することができます。
3F 自修室

広めのブースで使い勝手がよく、集中しやすい環境です。各ブースにデスクライトはもちろん、コンセント、USBポート、LANポートを備えています。
Googleストリートビューで看護学部棟見学
周囲360度の風景を見渡すことができます。
実習施設
主な実習先一覧(一部抜粋)
実習中はレポート等の提出も多く、有効な時間の使い方が重要となります。
大学近隣の実習先がほとんどなので、移動時間も短縮できます。

❷ 医療法人社団 碩成会 島田台総合病院
❸ 一般社団法人 巨樹の会 八千代リハビリテーション病院
❹ 医療法人沖縄徳洲会 鎌ヶ谷総合病院
❺ 医療法人社団 心和会 八千代病院
❻ 医療法人社団 心和会 なごみの家
❼ 社会福祉法人 栄寿会 八千代地域生活支援センター
❽ 社会福祉法人 清明会 特別養護老人ホーム はなみずき
❾ 医療法人社団 晴山会 介護老人保健施設 ばらの里
❿ 医療法人社団 弘成会 介護老人保健施設 八千代ケアセンター
⓫ 八千代福祉センター
⓬ 八千代ふれあいプラザ
⓭ 秀明八千代中学校・高等学校
⓮ 八千代マタニティセンター武田助産院
[その他]
八千代市内訪問看護ステーション
八千代市内保育園
八千代市内保健所・福祉センター
船橋市内訪問看護ステーション
印西市内訪問看護ステーション
井上記念病院
実習の流れ
実習が有意義な体験になるよう、事前準備としてオリエンテーションを行っています。
また、実習後にはグループごとに内容をまとめ、発表。情報を共有し、今後の学びにつなげていきます。
Flow.1
実習オリエンテーション
実習前には、数回にわたって学内オリエンテーションを実施。臨地実習の目的や目標、実習内容、スケジュール、身だしなみや心構え、留意事項についての説明があります。また、衛生学的な手洗いの方法やマスク・ディスポエプロンの着用方法などの技術演習を行います。
Flow.2
病院実習
初日には施設見学とオリエンテーションを行い、看護・病院の機能と役割を学びます。その後、グループごとに指導担当の看護師につき、看護実践の内容を見学で学修。1日の終わりには、教員を交えグループカンファレンスを行い、その日学んだことを振り返ります。
Flow.3
実習のまとめ
大学に戻り、実習のまとめをします。実習グループで話し合うテーマを決定し、討論したことをまとめ、発表資料として作成します。その後、各グループの発表に対して、質疑応答、意見交換、ディスカッションを実施。看護の学びを共有しさらに深めていきます。
東京女子医科大学八千代医療センター

主な実習先は、東京女子医科大学八千代医療センターです。最先端の医療技術と最新設備を備えた県内有数の大学病院です。「日進月歩」といわれる医療現場で活躍できる実践力を修得できます。大学病院という大きな組織での実習によって、さまざまな医療の中での看護職の役割を知ることができ、将来看護師として活躍するための貴重な学修の場となります。
ナースステーション

Dr.ヘリ

一般病室(4床)

SCU(脳卒中集中治療室)

実習報告
看護学部の1年生・2年生が、東京女子医科大学八千代医療センターに於いて前期の基礎看護学実習を修了しました。


基礎看護学実習Ⅰ
1年生は、7月末の1週間、病棟看護師に同伴しながら看護活動場面を観察・見学実習をしました。そして、初めて患者さんとコミュニケーションをとりました。患者さんの療養生活の実際や日常生活の援助の実際について知り、看護の役割と機能を理解すること、また、患者さんと初歩的な人間関係を学ぶことが目的です。臨地実習は学生たちにとって、講義や演習では学ぶことができないことを、有形・無形に学ぶ機会に溢れています。実習後の学生たちは、看護学にさらに関心を持ち、看護師になるために学修意欲が高まり一段と成長しました。
基礎看護学実習Ⅱ
2年生は9月の2週間、初めて患者さんを受け持ち、日常生活援助の一部を実施させていただくことなどを目標に、実習を体験しました。最初は緊張していましたが、夏季休暇中の自主学修により高めた看護技術を活用し、イギリス留学で培ったチームワークの良さも発揮して、実りの多い学修機会となりました。
実習を終えて

S.Mさん
茨城県出身
「なぜその行動が必要なのか」を考えるきっかけに
初めての実習では看護師の方の動きを観察し、コミュニケーションの在り方や多様性、そして現場の雰囲気を学ぶことができました。また看護師がとる一つひとつの行動に、なにかしらの意図や目的が存在していることも学びました。初めは入学してわずか4か月で実習に行くことに不安もありましたが、先生方や看護師の方のサポートのおかげでとても実りのある実習だったと感じています。
今回の実習を通して、将来自分がどのような環境で働き患者さんと接していくのか考えることができました。
他の学生の声も見る

より良い看護とは何かを探求
基礎看護学実習Ⅱは新型コロナウイルスの影響で学内での実習となりましたが、学んできた知識・技術を実践でき自信がついた半面、自分に足りないことがよくわかりました。実習後の振り返りでは、改善点等を話し合うことでより良い看護の方法をその場で身につけられたと思います。
患者さんを理解して健康課題、生活背景等からどのような看護が患者さんにとって良いかを探求していく重要性を感じました。命の現場に立っているという責任を持ち、患者さんと向き合っていきたいです。

一人ひとりに合わせた看護を提供したい
分野別実習では、実際に患者さんを受け持ちました。講義・学内演習での学びを活かし、患者さんとのコミュニケーション、個別性のある看護ケア、多種職連携について学ぶことができました。年齢、疾患、置かれている状態・背景は様々であるため、患者さんと関わる中でニーズや強みを見つけ出し、最適な看護を提供できるよう看護計画を立案・実施。実施した時の反応などを踏まえ修正しながら、個別性のある看護の提供ができるよう学びを深められたと感じます。