学部の学び

ゼミ紹介

1年次より「英語情報演習」という学部名を冠した科目でゼミ研究を行なっています。

1、2年次を基礎力養成期間として、各コースごとにその専門に関連するさまざまなトピックを取り上げ、専門知識を深めるとともにプレゼンの仕方を学び、3年次以降で研究調査してみたい分野を見つける期間に当てています。

3、4年次からは、2つのモジュールを用意しています。1つは、自分の研究テーマにあったゼミ教員の指導の下で研究をしていき、卒論や専門研究プロジェクトとして最終的に発表につなげるモジュール。もう1つは、研究テーマを絞らずに、専門分野の学修をさらに進めていくモジュールです。どちらのモジュールもそれぞれの利点がありますので、将来の進路設定に沿って選択していけるようにサポート体制を万全にしています。

英語キャリアコース

関口 昌昭ゼミ英語学(統語論、語源論)

イギリス留学で培った英語を、英語学の見地から学問として裏付けることを目的とします。日英に関する言語資料を活用し、その文化背景を加味しながら語源に言及しつつ語彙を扱ったり、通時的に文法を捉えたりするほか、時には音韻について体系的にまとめていくことも。実践的な英語力向上を図りたい、学問としての英語の知識を修得したいといった学生が深く学べるように指導していきます。

久部 和彦ゼミ英語学(語用論・音韻論・音声学)、言語学(統語論・意味論・言語哲学)

英語と言語に関する様々な技量や研究課題に多角的にアプローチします。具体的には「言葉・音・心・意思」が織りなす<言語ゲームの深層>を読み解き、バリエーションを考察し、音声・音韻・意味・語用の基本的な技量に係わる演習を通し、英語力の総合的な向上を図ります。また、音と文字や記号との「隙間」にも着目し、サイン・ランゲージや絵文字などを含めた「言語と非言語の越境・融合・縮刷の再構築」にも注目していきます。

ガービー・ベンティンゼミ異文化コミュニケーション、英語教育、グローバルマーケット戦略

異文化理解の視点からコミュニケーションや教育、グローバルマーケティング活動を研究しています。ゼミ討議の題材には、異文化理解をはじめ、標識などにみられる言語景観、移住政策、国内観光、日本の英語教育問題(文科省の外国語政策や第二言語習得の諸問題)、グローバルマーケット戦略などを取り上げています。3年次には自ら選択したトピックに基づいてエッセイに挑戦し、4年次に卒論執筆を目指します。

ポール・コンロイゼミオーストラリア事情、ディベート

多文化社会の特徴を持つオーストラリアについて様々な側面から学びます。たとえば、原住民であるアボリジニーの生活様式、ヨーロッパ人による植民地時代、移民の影響、教育制度、オーストラリアで留学生活を送る外国人学生事情などです。こうしたトピックを多種多様な方法を用いて調査研究し、これをレポートにまとめ上げて、最終的にアカデミックスキルを修得していくことを目指します。

神田 真岐ゼミイギリス文化事情

イギリス留学中に体験した様々な文化や生活様式について、文献や研究を通してさらなる理解を深めることを目的としています。まずは英語で書かれた文献を講読しながら、イギリスの文化事情を考察していきます。講読の際は予習が必須です。学生には、各自が興味を持っている課題テーマを設定し、それを調査研究して、グループあるいは個人単位でプレゼンテーションをすることが課されます。皆さんの積極的な参加を期待しています。

ITキャリアコース

大塚 時雄ゼミ国際情報論研究

スマホ決済、AIトレード、サブスクリプションサービスの適切な料金、アプリの普及戦略など、IT経済・ITビジネスで重要なテーマを考えていきます。プログラミング、マーケティング調査、データ分析などビジネスで役立つスキルを学びます。

高見澤 秀幸ゼミメディアプログラミング

プログラミングについて深く学びます。Pythonというプログラミング言語を利用し、ゲームの制作やRaspberry Piを使った電子工作・デジタルアートなど各々のテーマを進めていきます。また、進学を希望する学生には大学院向けの研究指導も行います。

原田 輝俊ゼミドローン利活用

ドローンの活用による業務の効率化は「空の産業革命」といわれ、空撮、点検、農業、土木、物流、人命救助、害獣駆除、警備など様々な分野へ活用が広がっています。当ゼミはドローンの「操縦技能認定」を取得し、その利活用の経験を積みます。

松山 宏樹ゼミアプリケーション開発

「こんなアプリケーションがあればいいのに!」。そのような思いに対して、どうすれば実現可能なのかを考え、開発をしていきます。開発過程での問題点を仲間と共有することで、相手に正しく情報を伝える能力及び問題解決能力を養います。

取得を目指す資格

英語キャリアコース

取得を目指す資格
  • TOEIC(700点以上)
  • TOEFL
  • IELTS(FCE、CAE)
  • 実用英語技能検定試験(準1級、1級)
  • 観光英語検定試験(2級)
  • ボランティア通訳検定(B級)
  • ケンブリッジ英検(FCE、CAE)

ITキャリアコース

取得を目指す資格
  • ITパスポート試験(国家資格)
  • マイクロソフト認定資格
  • NTTコミュニケーションズインターネット検定
  • CompTIA A+(国際的IT資格)
  • 基本情報技術者試験(国家資格)
  • LPIC(Linux技術者検定)
  • Webクリエイター能力検定
  • Javaプログラミング能力認定
  • 情報セキュリティマネジメント試験(国家資格)
  • 応用情報技術者試験(国家資格)

 

学修奨励金制度

本学部では特に下記の資格取得を奨励しています。入学後にこれらの資格を取得した方には、そのステージに応じて大学から奨励金が支給されます。

ステージ 英語資格 奨励金
ブロンズ 英検準2級
ITパスポート
1万円
シルバー

英検2級/TOEIC600点以上
TOEIC700点以上
情報セキュリティマネジメント試験

3万円
ゴールド 英検準1級/TOEIC850点以上
基本情報技術者試験
5万円
プレミアム 英検1級
応用情報技術者試験
10万円

カリキュラム・ポリシー

英語情報マネジメント学部は以下の方針でカリキュラムを編成する。

  1. 高い英語コミュニケーション能力とコンピュータ処理活用能力を備えた企業人として、現代の国際社会、情報社会で活躍できる人材を育成するため、4年間の学士課程を通じ、「総合基礎科目」と「総合共通科目」などを履修するとともに、専攻科目A群の英語関連、B群の情報関連、C群の経営学関連に関する専門分野についてそれぞれ規定以上の科目を履修する。
  2. 個々の学生が有している能力を最大限に引き出すため、少人数制と双方向型授業形態を提供する。そして、学生が特定のテーマに沿った課題において、自ら問題意識を持って学問的探求や考察が行なえるように、日本語や英語を駆使したアカデミックスキルを養う。
  3. 英語キャリアコースでは、「使える英語」の修得に加えて、グローバル人材に求められている、チャレンジ精神、異文化理解、日本人としての自覚といった資質を磨くために、5か月間のイギリス留学を必修とする。その後、英語学やコミュニケーション論、異文化理解論を専門科目として履修し、英語に関する学問的知見を広める。
  4. ITキャリアコースでは、社会に出て即戦力として活躍できるようにするため、情報関連の資格取得をめざすとともに、情報の専門分野として、ネットワーク構築や情報科学、経営情報、クロスメディアデザインなどの領域に関する知識を学修し、情報に関する学問的知見を広める。

カリキュラム/履修モデル

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