専修教科

国語専修

国語教師のプロフェッショナルとして必要不可欠な3つの能力を養います。

「楽しく、力のつく授業ができる一流の国語教師」を目指すための充実した講座の中で、幅広く深く学修をします。日本のことばと文字をダイナミックに学ぶ国語学や日本語学、古代から現代までの文学作品を縦横に読みこなして複眼的な思考力を培う国文学や漢文学。そして、現場経験豊かな教員指導のもと、教育改革に対応した授業を展開する方法を学び、指導案作りや模擬授業を通して実践的な力を身につけていきます。

「ことばと文字についての確かな専門知識」

高校までに学んだ国語についての知識を、「国文学概論」「国語学概論」「漢文学概論」などの講座を通して専門知識に深化させます。古代から現代までの言語、文学に関する「知識」を複眼的に学修していくのです。文献資料や視覚教材を多用し、中学・高校の教科書や副教材なども活用した講義により、国語教師として不可欠な「生きた知識」が修得できます。

「新時代の学習に対応できる思考力や創造力」

教育現場では、生徒個々人の理解力や時代の状況に即して臨機応変に対応する力が求められます。そのためには、書籍・論文や資料を精緻に読み、じっくりと深く考える訓練が必要です。知識だけではなく、「考える力」を学ぶのです。「国文学講読」「漢文学講読」「国文学演習」「国語学演習」「名著講読」などでは、新たな発見から課題解決の力が大いに高まることでしょう。

「楽しく、力のつく授業を展開する指導力」

上記の1、2をしっかり身につけても、それはエキスパートにすぎません。真のプロフェッショナルとは、身につけたことをもとに楽しく魅力ある授業を展開し、目の前の生徒たちの力を高めていくことのできる人です。現場経験豊かな教員による「国語科教育法」「書写」「音声表現法」などの講座を通して方法論を学び、指導案作成や模擬授業の実践を積みます。

主な科目

必修科目
国語科教育法 国語学概論
国文学概論(古典) 漢文学概論
国文学概論(近現代) 書写
選択科目
国語教育学演習 現代日本語学概論
国語学演習 現代日本語学演習
国文学演習 名著講読
国文学講読(古典) 音声表現法
国文学講読(近現代) 文章表現法
漢文学講読  

「わかる授業のできる魅力的な国語教師!」をめざすための講座が満載です。

わかる授業を展開するための知識や教養を身に付けることはもちろんのこと、現場経験豊かな教員指導のもとで指導案作りや模擬授業の実践などを幅広く学修します。

「プロフェッショナルに学び、実践する」(国語科教育法)

前期は国語科教育のプロ中のプロ・大村はま先生の実践を学び、その授業を実体験して、教授法を学修します。後期は「話す・聞く」「書く」「読む」、「古典」、「メディア・リテラシー」といった様々な分野での大先輩の実践を学びます。グループ内で模擬授業を行って、「教える」ことの第一歩を踏み出し、楽しく国語力のつく授業ができる素養を身に付けます。

「直筆原稿から学ぶ」(近現代文学)

教科書に必出の文豪たちの「直筆原稿」を直接見ながら、作品研究を行います。夏目漱石、芥川龍之介や宮沢賢治、太宰治などの肉筆に息をのみつつ、そこから立ち上がってくる言葉や人物、時代背景などを深く学んでいきます。「本物」の迫力を教壇で伝えることのできる、豊かな知的バックグラウンドを有する教師を養成します。

「古典文学を体感する」(日本古典文学)

古典文学作品に出てくる「食」「ファッション」「インテリア」「遊び」「占い」などを、文献に基づきながら実際に再現し、楽しく日本古典文学を学びます。教師として古典を教えるときに、教室が生き生きと動き出す授業づくりのヒントが満載の授業です。

「言葉を科学する」(日本語学)

この授業では、方言や小説・アニメーションなどを題材に、その背後にある規則性を発見する「科学的な力」を養います。特に方言研究では、話者の生育地、年齢、性別等や時代によって異なる日本語の諸相について考え、国際社会で必要となる、自己を相対化する視点を鍛錬していきます。

数学専修

専門知識を高めるとともに、指導技術を身につけます。

数学は自然科学や社会科学、人文科学などに応用されています。数学教育の充実が産業や経済の発展を支えるとも言われる現代。数学専修では、代数学、幾何学、解析学、確率・統計、コンピュータの基礎など新しい時代に対応した数学を学んでいきます。さらに、教授法や教材研究などを学び実践的な指導力を身につけていきます。

数学に関する専門的な知識を身につけるための科目として、「代数学概論」「幾何学概論」「解析学概論」などの必修科目があります。それぞれ高度な専門的知識についても学びますが、それは中学校、高等学校で指導する数学的素材を高い視点から眺められるようにするためです。全く別のように見えていた分野でも、関連性がつかめるようになります。深いつながりを発見、理解することは、数学という学問の豊かさを感じ取り、学ぶうえでの楽しみとなることでしょう。

演習科目では、対応する概論科目においてそれぞれ学んだ理論や知識を具体的な問題に適用し、解決のための筋道を考えるという経験を積むことで論理的な思考力を養います。さらに、1つの問題を様々な角度から捉え、異なるアイデアによる複数の解法を考えることにより自由な発想力を培うことができるのです。

教育課程および指導法に関する科目として、「数学科教育法」があります。指導技術を向上させるための基本的な考え方を理解し、さらに教材研究、指導案作成、模擬授業などの実践的なトレーニングを通して「良い授業」を創造するための方法を学んでいきます。

主な科目

必修科目
数学科教育法確率論
代数学概論統計学
幾何学概論コンピュータ概論
解析学概論
選択科目
代数学演習代数学特論
幾何学演習幾何学特論
解析学演習理数探究
微分積分学数値計算プログラム

数学専修では、中学校、高等学校で指導する数学的素材を高い視点から眺められるようにするために、高度な専門的知識について学びます。そのための科目として、

解析学に関する科目:「解析学概論」「解析学演習」「微分積分学」
代数学に関する科目:「代数学概論」「代数学演習」「代数学特論」
幾何学に関する科目:「幾何学概論」「幾何学演習」「幾何学特論」
確率論および統計学に関する科目:「確率論」「統計学」

などが開講されています。

例えば解析学に関する科目では、具体的に以下のようなことを学修します。

まず1年次の必修科目である「解析学概論」において、現代数学の基礎であり、様々な分野に応用されている微分積分学の基礎を学びます。その内容は関数、極限、微分法、積分法の基礎、その応用として関数の最大・最小を求める計算や、面積および体積を求める計算などです。 入学後にクラス分けを行うので、それぞれが自分の理解度に応じて学び、実力を向上させることができます。

また、「解析学概論」に付随する「解析学演習」において問題演習を行い「解析学概論」で学んだ理論や知識の定着を図り、さらに論理的な思考力を養い、自由な発想力を培います。1クラス12人前後の少人数指導により教員がきめ細かな指導を行います。

2年次以降に選択して履修する「微分積分学」では、「解析学概論」「解析学演習」の内容を基礎として、さらに高度な微分積分学の話題について学びます。

教育課程および指導法に関する科目として、「数学科教育法」が開講されています。指導技術を向上させるための基本的な考え方を理解し、さらに教材研究、指導案作成、模擬授業などの実践的なトレーニングを通して「良い授業」を創造するための方法を学んでいきます。例えば、与えられたテーマに対して教材研究を行い、学習指導案を作成して、模擬授業を実施。さらに、教員の指導のもと学生間で相互に学習指導案の検討を行い、授業の工夫や進め方について省察します。

理科専修

講義と実験を通して全領域を総合的に学びます。

自然科学に関する専門性を高めること、理科教員としての基本的素養、能力を養うことを目的とし、物理、化学、生物、地学を講義や実験、実習を通して修めます。また教育系の学部として理科教育を幅広く学修。さらに、将来教師になったときの引き出しを増やすために、初等や中学、高校理科教育の歴史、教授法、学修論も学びます。

理科専修内で扱われる内容には、大きく分けて自然科学の系統(物理、化学、生物、地学)に属するものと、理科教育に属するものとをそろえています。

物理、化学、生物、地学の「概説」「実験」が必修科目です。「概説」と銘打たれた講義は、それぞれの分野における科学知識を補充しながら幅広く紹介するという、高校レベルから大学の内容への橋渡しとしての役割を担います。「実験」関係の講義は将来、理科教育の実践の場で活躍できる教師を育成するという目標のもと、充実した設備と内容で実施。また、選択科目として各分野に「演習」が設けられているほか、例えば化学では「理論化学」「無機化学」「有機化学」など、バランスをとりながら先進的内容の学修を進めていきます。

理科教育に関しては、「理科教育法」が通常の講義として設けられているほか、集中講義で理科教育法をより深く理解する科目や環境に関する講義があります。さらに、大学近隣地域への理科支援をはじめとする学外での体験、研修の場も用意されています。

主な科目

必修科目
理科教育法物理学実験
物理学概説化学実験
化学概説生物学実験
生物学概説 地学実験
地学概説
選択科目
理科実験教育法化学演習
力学分子と細胞の生物学
電磁気学環境生物学
現代物理学生物学演習
物理学演習地質鉱物学
無機化学惑星物理学
地学演習理論化学
理数探究

理科専修では学業はもちろんのこと、以下の取り組みにも力を入れています。

1.地元八千代市との交流

八千代市科学作品展をはじめ、市内の科学・理科関連イベントに出展したり、運営のボランティア活動をしています。また、八千代市教育委員会理科部会との協働で、中学生の講座を定期的に開催し、科学の甲子園ジュニアへの参加や科学論文作成の指導を行っているほか、現職の教員と協力し、生きる力の育成に貢献しています。

2.大学設備を活用した実践的な教育研究

多くの理化学機器、ICT設備を備え、可動式の実験机を導入するなど、21世紀型の理科教室を目指しています。この環境の下で学生たちが上げた成果は、毎年の大学祭で一般公開しており、理科教育学会全国大会などで学生たちにより発表されるものもあります。また、これらの実験室において、近隣の小中高生を対象とした実験教室が開かれます。

3.学生が主体となって行う教室活動・ボランティア活動

近隣の市や科学普及関連団体と交流し、科学の祭典千葉県大会への出展や全国大会での解説ボランティアなどにも積極的に参加しています。参加者や運営スタッフとの交流や様々な活動を通して、教師に求められる実践的な力を身につけています。

英語専修

高度な英語コミュニケーション能力、授業実践能力を育成します。

英語専修の学生は、1年次9月から5か月間のイギリス留学に出発。イギリスでは、英語力の向上はもちろんのこと、英語学、英語文学などを幅広く学ぶ機会があります。またイギリス国内の学校を訪問し、教育システムの違いを学ぶこともできるのです。帰国後は、英語を教える技術の向上を目指して、英語教育に関する専門知識を増やし、その実践能力を高めていきます。

英語の授業力を高めるために「英語科教育法」「クラスルームイングリッシュ」などの科目が設けられており、模擬授業や討論を繰り返しながら、「英語で英語の授業を行う力」をつけていきます。

英語教員にとって必要な英語学、英語文学の内容を幅広く学ぶことができるように構成。どの授業も少人数のセミナースタイルが中心で、英語による発表を通して英語力自体も身につくように配慮されています。

他に開講されている授業として、「英語音声学」「英語意味論」「英語史」「英文法概論」「時事英語」「エッセイライティング」「英語ディベート」などがあり、英語教員にとっての専門的知識を学ぶとともに、高度なコミュニケーション能力を育成していきます。

主な科目

必修科目
英語科教育法英語スピーチコミュニケーション論
英語学概論異文化理解概論
英語文学概論英語音声学
選択科目
異文化コミュニケーション論英文法概論
エッセイライティング時事英語
クラスルームイングリッシュ英語意味論
ビジネス英語英語史
英語ディベートインテンシブリーディング
英文学研究

英語専修の学生は、9月から約5か月間のイギリス留学に出発します。留学先のチョーサー・カレッジ・カンタベリー(CCC)では、英語の実践的運用力を身につけるのは勿論のこと、滞在中にはイギリスの小中学校を訪問し、日本との教育システムの違いなどについて学んだり、日本文化について紹介したりといった貴重な体験をすることができます。また正規の授業以外にも、ボランティア活動やCCCの近くにあるケント大学のサークル活動に参加することもでき、奉仕活動や趣味を通じて「生きた」英語に接する機会がたくさんあります。

帰国後は、

(1)留学で身につけた学生自身の英語力強化の継続
(2)英語の授業実践能力の育成
(3)英語教師としての語学的文学的知識の習得

この3つに重点をおいたカリキュラムが準備されています。

(1)に関しては、昼間の授業において英検やTOEICの資格取得のための授業がレベル別に数多く設けてある他、夜間学修においても個別指導を行い、教員採用試験までに英検1級合格またはTOEIC 850点以上を目指します。また「エッセイライティング」「英語ディベート」といった高度な英語運用力を身につけるための授業もあります。

(2)に関しては、「中学・高校の英語の授業を英語で実践できる」教師の養成に力を入れています。そのため「英語科教育法」のほかに、「クラスルーム・イングリッシュ」や「英語スピーチコミュニケーション論」といった科目が設けてあります。これらの授業において、実際に英語で授業を行なう経験を多く積むことによって英語による授業力が飛躍的に高まります。

(3)については「英語学概論」「英語文学概論」などがあり、英語教師としての「常識」を身につけることができます。

また、最近は小学校において外国語(英語)活動の指導ができる教員に対する需要が日増しに高まってきており、英語の実践力や授業力を活かして小学校の教員を目指すことも可能です。

保健体育専修

体育理論と運動技能を身につけます。

保健体育専修では、単に運動技能や指導技術に優れているだけでなく、「知・技・心」の調和がとれ、保健体育の指導を通して学習者の望ましい人間形成を促す教師、生徒指導において集団のリーダーとなる教師を養成します。さらに、スポーツを科学的に指導していく力や、部活動の指導者としての力量を身につけられるように心がけていきます。

得意な運動種目に励み、より高い技能を発揮できるよう努力することは価値があります。しかし、それだけでは保健体育の教師にはなれません。保健体育は、きわめて広い領域を持つ科目です。体育で扱う教材の中に自分の得意とする運動科目があったとしても、それは保健体育のほんの一部です。また、上手に行えるからといって教え方がうまいとは限りません。

1・2年次には「体育原理」「解剖学・生理学」「衛生学・公衆衛生学」といった保健体育を下支えする基礎的な講義と、体つくり、器械運動、陸上競技、水泳といった中心となる実技を学びます。2年次からは「保健体育科教育法」「学校保健概論」といった教科教育の科目も加わり、3・4年次にはその発展としての教材研究、授業研究を行います。また、実技としては2年次以降に武道やダンス、各種球技を学ぶことになります。

さらに、1年次より教育現場での研修によって児童・生徒と直接関わる時間を持ち、授業や生活指導、部活動指導などの実践力を身につけます。夜間学修では、幅広い実技指導能力と各自の専門種目における実践力の向上を目指し、教員採用試験に向けて対策を積み重ねていきます。

主な科目

必修科目
保健体育科教育法体育実技F(ダンス)
体育実技A(体つくり)体育原理
体育実技B(器械運動)運動学・運動方法学
体育実技C(陸上競技)解剖学・生理学
体育実技D(水泳)運動生理学
体育実技F(剣道)衛生学・公衆衛生学
体育実技F(柔道)学校保健概論
選択科目
体育実技E(球技Ⅰ)生命倫理学
体育実技E(球技Ⅱ)精神保健
体育実技E(球技Ⅲ)救急処置法
球技指導論

単に運動技能や指導技術に優れているだけでなく、「知・技・心」の調和がとれ、保健体育の指導を通して学修者の望ましい人間形成を促す教師、生徒指導において集団のリーダーとなる教師を養成します。さらに、スポーツを科学的に指導していく力や部活動の指導者としての力量をつけます。ではそのために実際に学ぶ科目をみてみましょう。

<保健体育科教育法>

保健体育の教師になるために学ぶべき主要な講義科目としては2年、3年で履修する「保健体育科教育法」があります。ここでは教育関係法規と学校教育との関係を概観した上で、学習指導要領、そしてその中の保健体育の理解を図り、さらには指導計画の作成や実際の指導法といった詳細を学びます。

<学校保健概論>

2年次に履修する「学校保健概論」も重要な科目です。体育教師を目指して入学してきた学生であっても、学校現場における保健や安全に関する興味・関心は必ずしも高くなく、知識や理解も限られています。

この二つのコアとなる科目を下支えするのが、体育原理、運動学・運動方法学、解剖学・生理学、運動生理学、衛生学・公衆衛生学です。これらは1年次あるいは2年次の必修科目で、学年の進行とともに保健体育教師として身につけるべき理論を順序だてて学んでいきます。

もちろん体育教師にとっては実技力および実技指導力も欠かすことはできません。秀明大学では指導要領にそった科目名で各種実技が必修あるいは選択科目として用意されています。中学校での武道、ダンスの必修化を受けて柔道、剣道、ダンスは必修科目となっています。なお、実技力および実技指導力の向上のために、夜間学修での実技が昼間の授業を補完する働きを果たしています。

初等教育コース

10教科を総合的に学び、小学校教師に必要な指導力を身につけます。

イギリス留学の経験を生かし、小学校での「外国語活動」に自信を持って取り組むことができるようになるほか、ICT(情報コミュニケーション技術)教育に対応できる技能を修得します。また、1年次から小学校での「学校現場研修」を行い、小学校教師としての実践的指導力を身につけます。さらに小学校1種のほかに、全員が1教科を選択して、中学校・高等学校1種の教員免許状も取得します。

確かな専門知識の修得

初等教科科目として、必修科目の10教科(国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育、英語)を履修し、各教科への理解を深めます。さらに、選択科目の「児童心理学」「初等ICT教材研究」「英語活動と英語教育」「ティームティーチング研究」などが準備されており、これからの小学校教諭に求められる資質・能力を身につけることができます。

実践的な指導力の養成

初等教職科目としての各教科教育法のほか、「教育課程論」「道徳教育論」「特別活動論」「教育の方法と技術」「生徒指導論」「総合的な学習の時間指導論」「初等教育実習」などを履修します。小学校教諭としての具体的な指導のあり方を、学習指導案の作成や模擬授業などを通して実践的に学びます。

小・中・高等学校すべての教員免許状を取得

この他に、中学校・高等学校1種免許状を取得するため、6教科(国語、社会、数学、理科、英語、保健体育)の中から1つを選択し、必要となる専修教科科目の単位を選択科目として履修します。卒業と同時に小・中・高等学校すべての教員免許状を取得することは、小中一貫教育への対応などにおいて、あなたの大きな武器となるはずです。

主な科目

必修科目
国語、初等国語科教育法家庭、家庭科教育法
社会、初等社会科教育法音楽、音楽科教育法
算数、算数科教育法図画工作、図画工作科教育法
理科、初等理科教育法体育、体育科教育法
生活、生活科教育法英語、初等英語科教育法
選択科目
児童心理学英語活動と英語教育
初等学級経営論ティームティーチング研究
初等教育相談•カウンセリング論音楽実技
初等ICT教材研究

子供たちの可能性を最大限に引き出していく小学校教員を養成します。

1)4週間のイギリス留学の経験を生かし、「外国語活動」に自信を持って取り組むことができます。

2)秀明ITセンターを使って、ICT(情報コミュニケーション技術)教育に対応できる技能を習得します。

3)1年次から小学校での「教育現場研修」を行い、小学校教師としての実践的指導力を学びます。

4)1教科を選択して、中学・高等学校1種の教員免許状も取得します。

初等教科科目として、必修科目の「国語」「社会」「算数」「理科」「生活」「音楽」「図画工作」「家庭」「体育」「英語」、そしてそれぞれの教科法(たとえば「初等国語科教育法」)を学び、各教科への理解を深めます。さらに、小学校教諭に求められる資質能力を身につけるために選択科目が用意されています。そのいくつかを紹介します。

<児童心理学>

人は発達していく中で様々な問題や障害に直面しますが、それは児童期の子どもも例外ではありません。子どもの発達の特徴や、教師や仲間・家族との人間関係など子どもを取り巻く環境について学び、子どもを理解していきます。また、子どもを支援する教師自身が成長していくために必要な知識や考え方を学びます。子どもの心理を理解すれば、学校現場で起きる様々な問題も少しわかってくるはずです。

<初等教育相談・カウンセリング論>

小学校教育における基礎的な教育相談(カウンセリング)の考え方や手法を学びます。児童を取り巻く環境はどんどん変化し、子どもも保護者も変化してきています。不登校やいじめをはじめとした今日的な問題行動や不適応行動への対応の仕方や、関係機関との連携の在り方についても考えていきます。また、児童のみならず保護者に必要な心理的・教育的援助の効果的な方法を修得します。教師になった時に、児童やその保護者との面談で落ち着いて対応できるようにするためにしっかり学ぶことが大切です。

<初等英語科教育法>

2020年度から小学校5・6年生で外国語活動(英語)が正式教科になり、歌やゲームなどで英語に親しむ外国語活動は3年生から開始されるようになりました。自分一人でも、さらにはネイティブ・スピーカー(外国人の英語の先生)とも力を合わせて、子どもたちに英語を教えられますか。そのための方法を学んでいきます。

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