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ドローン用途別演習Ⅲ(農業用ドローン)が行われました

2024年2月末、秀明大学第1グラウンドに立入管理措置を講じて、英語情報マネジメント学部の授業「ドローン用途別演習Ⅲ」が行われました。

この授業は「ドローン操縦技能Ⅰ・Ⅱ」を学んだ後に、用途別に農業用ドローンの扱いを学ぶものです。本学のドローン教育カリキュラムは、ドローンを飛行させる事のみを目的とするのではなく、何を目的にドローンを飛行させるのか、基礎教育の後に用途別の授業が設けられています。

座学では、航空法や飛行マニュアルなどの復習と、液剤・粒剤散布が、物件投下や危険物輸送の特定飛行にあたるため、飛行計画の通報、飛行日誌等への記載が必要になる事を確認。機体毎に異なる、コントローラーのスイッチ類の操作や、薬剤・粒剤のラベルの読み方、菌や害虫ごとに異なる防除の知識を学びました。

グラウンドでは、風速3m/s以上では散布しない事、風向き(横風散布)を確認し、コンパスキャリブレーションや、散布開始と停止のタイミングを旗や無線を使って「10m、5m、ストップ」と合図を確認、散布時の飛散(ドリフト)の注意、作物からの高さの確認、オーバーした距離の報告ほか、作業中の圃場立ち入りの注意など、オペレーター(操縦者)とナビゲーター(補助者、合図マン)の役割と連携を確認しました。また、自動航行をしない場合の速度(15km/h)の訓練と、自動航行での散布訓練を行いました。

農業分野にドローン技術が導入されて以来、ドローンの利用数は急激に拡大しています。千葉県は、全国有数の農業県であり、ドローンの活用は、農家の高齢化、担い手不足、負担軽減に大いに期待されています。「親戚が農業を営んでいて、助けたい」という目的で受講している学生もいました。

※実際の薬剤を散布しない練習の為、ゴーグル、マスクなどは省略しています。

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