2025年8月24日(日)、本学総合経営学部の寺田好秀助教が、東海大学の小坂真理准教授との共同研究成果を、情報コミュニケーション学会「第38回研究会&第12回社会コミュニケーション部会」において発表しました。
発表題目
「自治体SDGs認証制度の基準比較と可視化―BIツールTableauを用いた分析ツールの構築―」
概要
自治体が導入する「地方創生SDGs認証制度」を対象に、テキストマイニングツールやBIツールを用いて比較・可視化する分析ツールを開発。
地方創生SDGs認証制度を客観的かつ再現可能な方法で比較できる点に新規性があり、今後の自治体における制度設計や中小企業の持続可能な取組支援に資する基盤的な分析手段として期待されています。
※「地方創生SDGs認証制度」とは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念を地域に根付かせるため、自治体が独自の基準を設け、企業や団体の取組を認証する制度です。
寺田助教は、担当科目「経済社会学総論」や「総合教養演習」などの講義においても、本研究の成果を反映させた「SDGsとビジネス」に関する教育を展開しており、オープンキャンパスでの模擬授業などを通じて、学外への発信にも積極的に取り組んでいます。