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八千代市内の梨園で企業実習

2024年度から始まった八千代市内の梨農園と連携した企業実習。昨年度は梨の収穫が終わった秋に実施しましたが、終了後のふり返りで、梨園オーナーと参加した学生から「次回は梨の収穫期の夏に実施した方が充実した実習になるのでは」との意見が出たため、今年度は8月に実施しました。

実習先のやまざき園
豊水(ほうすい)

7月に実施した実習前のオリエンテーションでは、一連の作業のレクチャーを受けました。収穫→出荷→販売 全ての業務を行います。梨園の枝は、かがまないと歩けない高さなので、慣れるまで大変でした。

梨の種類の勉強
梱包 発送の指導
梨の色の選別中
初めて梨に鋏を入れる瞬間

8月の梨の収穫ピーク時に実習が始まりました。

たわわに実った梨
果てしなく続く梨の木々
鋏で枝を落とす作業
運搬車に積まれた梨
選別機
選別された梨

初日から猛暑日が続く中、たわわに実った梨の果実は、毎日収穫しても次から次へと実っていきます。梨の色をみて収穫期になった果実をひとつひとつ丁寧にもぎ、箱いっぱいに積んだら、運搬車で選別作業場に運びます。

丁寧に箱詰めし説明書を挿入
伝票を貼り発送準備完了

ひとつひとつ選別機に載せると、ベルトコンベヤーで運ばれ、重さ別の箱に選別されていきます。配送の作業と並行して、直売所で採れたての梨の販売や近所の農家で採れた野菜の販売も行いました。消費者と直接話せたことが、とても貴重な体験となりました。

梨の販売
近所の野菜も販売

今回、企業実習に参加したのは、総合経営学部3年亀村さん、グローバルマネジメント学部3年常盤さん、観光ビジネス学部3年森本さん、2年今野さん。2週間の実習が終わった後の事後課題は、実際に野菜や果物の販売現場で使えるPR用のチラシと動画の作成です。

常盤さんと今野さんは、JA八千代市のイベントなどで配布するチラシを作成。秀明大学公式キャラクターのメイが、会話形式で八千代市で採れる農作物の特徴と、直売所・いちご狩り体験・そばの花見ができる八千代市内のスポットを紹介しています。

このチラシは、JA八千代市が2,000部印刷し、今後イベントなどで配布されることになりました。

亀村さんと森本さんは、梨が収穫されてから出荷するまでのプロセスを、梨が旅をするストーリーに例えた動画を作成。前編、後編それぞれ60秒で作成しましたのでぜひご覧ください!

千葉県八千代市の梨が旅立つまで【前編】
千葉県八千代市の梨が旅立つまで【後編】

次回の企業実習は、いちご狩りができる農園を予定しています。

観光ビジネス学部では、観光産業とその周辺産業とも連携し、多様な考え方を学び、豊かな人材育成に取組み続けていきます。

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