10月25日(土)に開催された「第25回日本経営会計学会全国学術大会」で、本学総合経営学部3年の牛嶋倖志郎さん、西堀悠太さん、松岡拓真さんが、ゼミ担当教員である長谷川記央講師との共同研究成果を発表しました。


発表題目
「スマートフォンゲーム等の税務会計学的研究 ~履行義務の識別と益金認識~」
研究内容
本研究は、スマートフォンゲームなどにおける収益認識や益金認識のあり方を、会計基準および法人税法の観点から分析したものです。
企業会計の「実現主義」や法人税法第22条・第22条の2をもとに、ゲーム内通貨やアイテムの取扱いに関する履行義務の識別と益金の認識方法を検討しました。
松岡拓真さんの感想
学会報告を行うにあたり、夏休みに大学に集まり、研究活動をしました。担任の寺田先生には、学会報告での立ち振る舞いや資料作成・見せ方のポイントなどを指導していただきました。秀明大学では、さまざまな先生方がそれぞれの研究領域から指導してくださるので、総合的な研究ができます。今後も、このような大学の研究指導体制のもとで、卒業論文の完成を目標に頑張りたいと思っています。
クラス担任の寺田助教のコメント
分かりやすく、堂々とした発表を見ることができ、誇らしく感じました。彼らは昨年度より進路について真剣に考え、自身の将来に必要だと考えるゼミを選び、地道に勉学や研究活動を続けてきました。今回の研究成果は、その努力が形になったものです。本学総合経営学部は、教員の丁寧な指導と学生の主体的な学びが結びつく“面倒見の良い大学”として、学生の挑戦を後押ししています。今回の経験を糧に、3名がさらに成長し、自らの夢の実現に向けて歩んでいくことを心から期待しています。
今回の学会発表は、総合経営学部教育における研究指導の成果であり、学生の探究的学びを支える本学の教育体制を示すものです。
今後も、研究活動を通じて社会に貢献できる人材の育成を目指してまいります。
