自分なりにがんばること
私が教員採用試験に合格することができたのには、次の二つの理由があると考えます。
一つ目は、自分に合った勉強法です。自分に合わない勉強法を無理に続けると、ストレスになってしまいます。私は、コツコツと覚えるのは苦手なので、問題を解いて分からなかったところだけ調べて覚えるなど、効率のよさを意識していました。また、勉強する時間、しない時間をはっきりと分けて過ごし、やる気が起きないときは思い切って遊びに行ったりして、長期の勉強を切り抜けました。
二つ目は、初心を忘れないようにしたことです。私は大学四年間の中で、何度も、自分は教員に向いているのか、本当に教員になりたいのか、と自問自答していました。そんなとき、教育実習先で、教員を目指したきっかけを忘れないことは大事、と教えていただきました。きっかけ思い出すことで、“教員になりたい”という気持ちを再び強くもつことができました。このことは、試験においても、今後の教員生活においても、自分の目標を見失わないことに繋がり、とても大切なことだと思います。
以上の理由と、そして何よりも、周りの方々の支えや応援のおかげで、夢を叶えることができました。合格でおわりにせず、四月から出会う子どもたちのために、日々精進し続けたいです。