夢は終わらない
「中学校の教師になりたい」。この夢を実現するために10年間、勉学に励みました。道の途中、思うような結果を残せず苦しい時期もありましたが、友人や先生方、家族の支えがあったからこそ乗り越えることができたと思います。大学での4年間は、日々の講義や夜間学修、全寮制の環境などを通して、同じ教師になりたいという志をもつ友人たちと切磋琢磨しながら教員採用試験合格を目指しました。絶対に合格したいという想いから3年次以降は、様々な都道府県の数学の過去問を解き、受験する自治体は、10年分以上解きました。ゼミの時間や空き時間には、先生方から専門教科や二次試験対策に関してご指導していただきました。その結果、教員採用試験では合格を勝ち取ることができました。
日々の学修が合格に結び付いたと感じます。 しかし、私の夢はまだ終わっていません。もう一つの夢、それは地元の栃木県で教師になることです。栃木県の採用試験では、一次試験は合格しましたが、二次試験で惜しくも合格には届きませんでした。夢への旅路は遠回りになってしまいましたが、いつか故郷に恩返しができるように、これからも専門教科と指導法を学び続け、夢への軌跡を描きながら精進していきます。