目標は合格ではない
わたしは大学3年生から教職たまごプロジェクトだけなく、本を読んで気になった先生のところへ伺いました。特に東京学芸大学附属世田谷小学校の沼田晶弘先生のところへ1年間通ったことが一番の学びとなりました。1年次から公立の小学校にしか行ったことがなかったため、世田谷小学校へはじめて伺ったとき、環境が公立と全く違うことに気づきました。また、沼田先生の取り組みはユニークで型破りなものが多く、教育とは何かについて考えさせられました。
このように、自分で疑問に思ったことはどんどん行動に移していくことが大切だと思います。日頃からたくさんの本を読み、疑問に思ったことはとことん追求してみてください。それが次第に教員採用試験だけでなく、自分が教員になったときに役に立つと思います。
私自身、「合格」を目標にしたことはありません。常に「教師になったときにこれ使えるな、やってみたいな」ということを考えていました。結果としてそれが合格に繋がったと思います。みなさんもたくさんの先生方の実践を見て、それを教育の場で生かせるよう学んでみてください。