教員採用試験 合格体験談

感謝してもしきれません

 私が合格できたのは、大学である先生に出会うことができたからです。その先生は、いつでも自分の研究室で勉強しても良いと言ってくださいました。平日の空きコマだけではなく、金曜日の夜や、夏休み、春休みなどの長期休暇の間は、ほとんどその先生の研究室に入り浸り、勉強をしたのです。
 私は、自分自身の部屋で勉強することが苦手で、いつも何かと理由をつけて勉強から逃げてしまっています。しかし、このような環境に自分をおくことで、しっかりと集中して勉強することができました。勉強の集中力が切れたときには、くだらない話に付き合ってくださったり、今の教育について議論をしたり、とても有意義な時間を過ごすことができたと感じています。また、先生の専門以外の内容についての質問に対しても、とても丁寧に分かりやすく解説をしてくださいました。
 合格することが先生に対しての一番の恩返しだと考え、先生の部屋以外でも必死で勉強するようになりました。無事に合格をし、そのことを先生に伝えたとき、「君なら大丈夫だと思っていた」とかけていただいた言葉はいつまでも忘れません。4月からは小学校の教員として、先生のように子どもたちに真摯に向き合っていきます。ありがとうございました。

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