総合経営学部 経営総合演習(相澤ゼミ・河野ゼミ合同)の授業で、株式会社未来舎の高内氏を招聘し特別講義「未来の当たり前を捉える術」が実施されました。

一般的には現在・過去を基準に、事業を構想します。明日のビジネスを考えるのであればこれで良いのでしょう。しかし、不確実性が高い現代において、10年先、20年先の事業を構想するためには現在を基準にするのでは不十分です。高内氏は、こうした問題意識から変化の予兆を掴む手法で企業のイノベーションを支援してきました。変化の予兆を掴み、未来の当たり前を捉える手法について講義いただき、2つのゼミの学生がグループワークに参加しました。
授業に参加した学生は合同ゼミのため最初は少し緊張していましたが、時間の経過とともに打ち解け、ワールドカフェ方式で互いの成果を学びあい、より多くの視点を取り入れて、テーマについての理解を深めました。
こうした経験を通して、学生たちは、単に売上げや利益だけに終始しない世界観やパーパス(社会的目的:Purpose)を重視する事業を構想してくれるでしょう。