教員採用試験 合格体験談

この大学を辞めなくてよかった

「もう辞めようかな。」4年生になる前、3年3月のことです。ふっとそんなことが頭をよぎりました。秀明大学での4年間は、嬉しいことや楽しいことよりも、大変で辛いことのほうが私には多かったと思います。時には立ち直れないほど心身ともに疲労したこともありました。そんな私が合格できたのは「努力」と「仲間の存在」があったからです。
 まず、努力なくして合格はありません。私は1年時から、学力向上・授業の指導力向上のため、アルバイトで塾講師をやってきました。教採直前での努力ではなく、数年後を見据えた努力が結果として出たのだと思います。
 そして、仲間の存在です。寮内でも、教室でも、支援センターでも、バイト先でも、どんなところにも必ず仲間がいました。心の支えであり、苦しい時にも一緒に学んだ仲間には、この場を借りて、「ありがとう」と「これからもよろしく」を伝えたいと思います。
 私自身の結果より一緒に面接練習や勉強した仲間の結果が出たときは、何倍も嬉しかったことを覚えています。そんな私ですからきっとこれからも、何よりも仲間の幸せを願っていくのでしょう。それくらいこの大学で得た仲間の存在は大きく、大学を辞めなくてよかったと思っています。よく受験は団体戦といいますが、みなさんも一人ではなく、仲間と共に合格に向けて頑張ってください。

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