突破口
私が教員採用試験に合格できたのは、友人と切磋琢磨しながら、先生方からの手厚いご指導を受けられる環境を最大限に活用できたからだと思います。教員採用試験に向けて取り組む中で強く感じたのは、「一人でできることには限界がある」ということです。先生方や友人に見てもらうことで、話し方や表情、姿勢など、自分では気づけなかった課題を客観的に指摘してもらいました。また、他の人の練習を見て学ぶことで、自分の課題にも気づき、対策の突破口が見えたように感じました。仲間と共に学ぶことが、自分を成長させるうえで大切だったと思います。
また、空いている時間は対策にあてるよう努めました。友人を誘って練習を行い、互いに意見を出し合いました。また、一人の時間には練習のフィードバックをもとに改善点を整理し、次につながる復習を重ねました。それらを繰り返すうちに少しずつ自信がつき、当日も落ち着いて試験に臨むことができました。自身の努力と多くの方々の支えがあって、私は教員採用試験に合格することができました。これからは、私自身が「支える側」となり、生徒に寄り添いながら、一人ひとりの可能性を引き出す「突破口」となれる教員を目指して努力していきます。