教員採用試験 合格体験談

分からない問題を分かるまで

 私は3年生の春休みから、教員採用試験に向けた本格的な勉強を始めました。春休みの間はミーティングルームや大学の空き教室を利用して、専門科目を中心に自分が受験する自治体の過去問の解き直しをひたすら行いました。過去問の解答には、答えのみで解説が記述されていないものが多いため、大学の先生方や同じ専修の友達同士で話し合い、自分が納得するまで考えました。過去問や問題集を解き、正解を確認するだけで満足してしまうと、知識が定着していないことが多かったので、分からないことはそのままにしないということが一番大切だと思います。自分の使える環境は最大限に使って勉強し、自分に合った勉強方法で積み重ねていくことをおすすめします。また、4年生になると教育実習も始まるため、時間や気持ちに余裕をもてなくなることがあると思います。そのためにも、時間があるうちに早く教採対策に取り掛かることが大切です。教採では、筆記だけではなく面接や集団討論・討議、小論文、模擬授業などを実施する自治体もあります。何事も自分から積極的に行動して先生方に対策のお願いをしましょう。

Copyright © Shumei University All Rights Reserved.

TOP