教員採用試験 合格体験談

0から始める私の革命

 私は3年になった頃、教員という職業が自分に向いているのか分からず悩んでいました。その迷いは、公立学校の教員採用試験や勉強に対しても消極的な姿勢を生み、努力する意味を見失いかけていました。そんな中、ある日のゼミで先生から「先生はいい品を提供しても不良品を提供しても給与は変わらない。ならば子供たちに最大限の良品を提供しなさい」という言葉をいただき、胸に強く響きました。その瞬間、私の中で革命が起きたような気がしました。それは入学当初の動機と理想の教師像を忘れていたと気づいたことです。その後は改めて教員を志す決意を固めました。そこから必死に勉強を続け、結果として私立学校から内定をいただき、今に至ります。迷っても考えても、それ自体が間違いではないと今では思います。むしろ、その過程で培った4年間の学びは、何よりの自信につながりました。そして、分からないことは一人で抱え込まず、誰かに聞く勇気を持つことが大切だと強く感じています。

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