学生の声

留学を終えて

 この3か月半のイギリス留学で、生活面・勉強面において色々なことを学んだと感じています。
 まず、生活面においては、大きく分けて2つあります。学校での生活と学校外の寮での生活です。
 初めに学校での生活において私が学んだことは、協調性の重要さです。秀明大学での前期の授業は講義形式の授業が多く、また総合教養演習の時間でしか他学年との関わりがなかったのですが、留学先でのクラスは学校教師学部を2つに分け、授業によってはアクティビティがあるので、クラスメートと協力することが多々ありました。秀明大学ではあまりなかったクラスメートとの活動を通して、改めて協調性の大切さを知ることができました。

 次に寮での生活では、日本とは施設や気候などが異なる環境での生活に順応していく力が身についたと思います。寮では、シャワーが硬水で日本とは少し違ったり、ヒーターが自動でしかつかなかったりと色々な問題に直面しました。来た当初は困惑しましたが、時間が経つにつれて徐々にこの環境に慣れ、当たり前のものとして生活できるようになりました。この経験から、将来において体に染み付いている当たり前の環境から全く異なる環境に移っても、より早く順応できると考えます。留学中の生活は日本のそれとは全く異なっていて、日本では体感できないようなことも多くあり、異文化や異なる環境での生活を学ぶ良い機会になったと感じています。

 勉強面においては、授業などで英語に触れる機会が多かったことから、英語の4技能をどのように伸ばすことができるのかということを学びました。留学先での授業は全て英語で行われるため、必然的にリスニング力が伸びるのを感じました。また、授業中には先生に指名されて答えることもあったので、スピーキング力の伸びも感じました。一方で、スピーキング力は毎日継続して勉強していくことが不可欠であるとも考えています。ライティング力は授業の課題や板書などが全て英語なので、たくさん書いて伸ばしていくことが大切であると思います。授業での板書や教科書、課題なども英語なので、最初の頃と比較してみると、文章を読んで理解する能力もついてきたと感じています。イギリス留学での勉強から感じたことは、やはり継続して英語に触れ続けることが能力を伸ばすことに対して最も大切であるということです。日本に戻ってもこのイギリス留学で学んだことを継続して覚えておくには毎日英語に触れ続けることが必要であり、この毎日の継続を怠ると、英語に触れる機会が少ない日本ではどんどん英語力が落ちていくでしょう。留学で学んだことを無駄にしないためにも、これからも意識しながら日々の勉強に励んでいこうと思います。

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